マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名 インビザライン 完成物薬機法対象外)で治療した患者さんのご紹介です⭐
左上の犬歯が生えるスペースがなく八重歯になってしまっています。
この歯並びの詳しい内容はこちらよりご覧ください↓↓
左上の前から3番目の歯(犬歯・糸切り歯)が八重歯になっていることや右下の4番目の歯(小臼歯)も1本分外に出てしまっていること、上下の前歯の真ん中(正中)がズレていることを主訴にご来院されました。
治療開始前の歯並びです👇
左上の奥歯と右下の奥歯が前にズレてきている(=近心位)ことにより歯が入るスペースがなくなってしまっていることがわかります。そのほかに、過蓋咬合や下あごの前歯が内側を向いている舌側傾斜、右下の親知らずといった問題点が認められました。
矯正用の精密検査(セファログラム分析)やかみ合わせなどの検査を行い、奥歯を正しい位置に戻す遠心移動や前歯を正しい角度にすることで親知らず以外の歯は抜かずに歯並びを良くすることができると判断いたしました。
インビザライン(マウスピース矯正)の治療過程のシミュレーション(クリンチェック®)です。↓↓↓
遠心移動を行うために上下でお口の中専用のゴム(顎間(がっかん)ゴム)を使用しました。
こちらは実際に初回アライナーの作成に使用したクリンチェックです✅
インビザライン社にお任せではなく、患者様の歯並び、骨格に合わせて一つ一つの歯を動かす方向、動かし方、動かすタイミングをすべて指示して患者様に適したマウスピースが作成されるよう指示を出しています。
治療開始8か月後の途中経過です👇
予定通り奥歯が動き、外に飛び出していた歯が内側に入ってきています。
正中が段々と合ってきました。
治療開始から1年9か月、治療終了時の歯並びです!
八重歯はきれいに並んで、上下の正中もぴったり合いました⭕
奥歯からしっかり動かすことで奥歯のかみ合わせも良くなっています。
治療計画をしっかり立てることで親知らず以外の歯は抜くことなく治せました!
後戻りにより歯並びが乱れてしまわないように患者さんには引き続きクリアリテーナーとフィックスドリテーナーをご使用いただいております。
治療前後の比較写真です↓
◇主訴:八重歯・ガタガタ・正中のズレ
◇年齢:20代男性
◇診断:犬歯低位唇側転位を伴うAngle II級症例
◇治療装置:インビザライン
◇抜歯の有無:右下親知らずの抜歯抜歯・遠心移動
◇治療期間:21か月(1年9か月)
◇治療費:841,500円
(費用は治療当時の料金)
◇一般的なリスク・副作用:歯肉退縮・歯根吸収・歯髄充血・術後の後戻り
犬山のほかに可児、扶桑、大口、小牧、各務原、鵜沼、江南などから近隣からお越しの患者さんの治療をしております。
インスタグラムにも随時、掲載予定です。
https://www.instagram.com/aichi.kyousei.invisalign/